イタリアで訪れるべき10の都市：2024年のイタリア旅行先

イタリアで訪れるべき最高の都市をお探しですか？イタリアで生まれ、ここモデナに住んでいる者として、これは最も単純な質問ではない。イタリアは、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチのような歴史的に有名な芸術家の故郷であるだけでなく、すべての旅行者のバケットリストに載っている世界的に有名な都市がたくさんある。

しかし、その先にはベネチア, フィレンツェそしてローマイタリアの過小評価された都市のリストが発掘されるのを待っている。シチリア島の火山の斜面をご存知ですか？風光明媚なアドリア海の海岸線は？それらはほんの一部です。絵のように美しい丘の町、活気あふれる港町、文化と歴史に彩られた中世の傑作がいたるところにあります。

ここでは、あなたの旅のバケットリストに加えるべき10の魅力的なイタリアの都市と、それぞれの目的地での見どころや楽しみ方をご紹介します。さっそく、これらのイタリアを旅程に加えてみよう！

2024年に訪れるべきイタリアの都市ベスト10

では、リストの最初のイタリアの都市から始めよう。

10.シチリア州カターニア

イタリアのベスト都市リスト第10位は、シチリア島の東海岸にあるカターニアだ。カターニアは北米の旅行者にはあまり知られていないかもしれないが、私たちを信じてほしい。

紀元前8世紀に築かれたカターニアには、歴史がある。この街はエトナ山の麓にあり、カターニアのいたるところでその姿を見ることができる。過去数年の間に3度カターニアを通過した後でも、私たちはまだ新しい建築物や、聖アガタ教会（Cattedrale Saint Agatha）のような私たちの心を揺さぶるランドマークに出会っている。そして、カターニャの中世にタイムスリップさせてくれる13世紀の宝石、ウルシノ城も見逃せない。街の中心には古代ギリシャ劇場もある！

ショッピングが好きなら、カターニアにはエトネア通り（Via Etnea）があり、地元のブティックや飲食店が軒を連ねている。グルメといえば、新鮮なシーフードなどが並ぶラ・ペッシェリア市場は絶対にチェックしておきたい。そして、パスタ・アラ・ノルマのような地元料理を堪能し、最後にクラシックなカンノーリのデザートで締めくくりましょう。もっと冒険がしたければ、シチリアの首都パレルモを散策するのもいいだろう。

9.ラヴェンナ、エミリア＝ロマーニャ州

小さな街ラヴェンナには、かつて西ローマ帝国の首都として栄えた素晴らしい歴史がある。小さな都市でありながら、ラヴェンナには多くの観光客が訪れる。 300万人の来場者を毎年開催している。今日、ラヴェンナの過去は、初期キリスト教とビザンチン時代のモザイクの印象的なコレクションを通して見ることができる。

モザイクは何世紀も前に描かれたもので、まばゆいばかりの色彩、模様、細部がよく保存されている。サン・ヴィターレ聖堂には、鮮やかな聖書のイメージやエキゾチックな中東のモチーフが描かれている。近くにあるガッラ・プラチディア廟には、ラヴェンナで最も古く美しいモザイク画が残されています。

町を歩けば、ポルタ・セッラータ門やサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタのロタンダなど、ラヴェンナのローマ時代やビザンチン時代のインフラが残されているのを見つけることができる。このような美しいビザンチン建築の宝庫を持つラヴェンナが、世界遺産に指定されているのも不思議ではありません。ユネスコ世界遺産.

ベストラヴェンナの見所:

場所	説明
サン・ヴィターレ大聖堂	紀元6世紀に描かれた印象的なビザンチン様式のモザイク画で有名で、世界でも有数のものとされている。
ガラ・プラシディア廟	ガッラ・プラチディアを祀る、紀元5世紀の見事なモザイク画がある小さな霊廟。
サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂	もともとは6世紀に建設されたもので、内部には見事なモザイクが施されている。
ネオニア洗礼堂	聖書のモザイク・シーンで装飾された5世紀の八角形の洗礼堂。
ドムス・デイ・タペティ・ディ・ピエトラ	保存状態の良いローマ時代のヴィラの床が見られる考古学的遺跡。
テオドリック廟	230トンの巨大な石造りのドームが印象的な6世紀の霊廟。
国立博物館	修道士によって収集された様々な歴史的、芸術的工芸品を展示する博物館。
ダンテの墓	中世の詩人ダンテ・アリギエーリの遺骨を納めた簡素な墓。
アリアンバプテスリー	初期キリスト教の洗礼堂で、内部には複雑なモザイクが施されている。
クラッセのサンタポリナーレ教会 (Basilica di Sant'Apollinare)	ラヴェンナ郊外にある6世紀のモザイクが美しいバシリカ。

8.トリノ、ピエモンテ

次にご紹介するのは、イタリア北西部に位置するピエモンテ州の州都トリノ。統一イタリアの最初の首都でもあり、豊かな歴史と建築に彩られた街だ。有名な王宮が街の中心部にあるトリノは、その王宮の歴史を物語る壮大な街だ。

トリノはイタリアの自動車の首都としても知られ、フィアットの本社がある。実際にフィアットを訪れ、屋上に上って彼らが作ったテストコースを歩くこともできる。

トリノを訪れるなら、この街の王家の系譜を象徴する王宮は必見だ。豪華な部屋と広大な美術品コレクションで、サヴォワ家の特権的なライフスタイルを垣間見ることができる。そしてもちろん、宗教的な芸術品に興味があるなら、トリノ大聖堂には今話題の「トリノの聖骸布」がある。

しかし、トリノで最も高く評価されているアトラクションのひとつは、カイロ博物館に次いで世界第2位のエジプト・コレクションを所蔵する息をのむようなエジプト博物館だろう。すべてをきちんと見るには2～3時間かかる。以下のものを購入することを強くお勧めする。スキップ・ザ・ライン・チケット美術館は非常に混雑しており、ウォークインで入場するチャンスはほとんどない。

7.シエナ、トスカーナ

トスカーナ州中央部の丘の上に位置するシエナは、絵のように美しい中世の町の中心部で、ユネスコの認定を受けている。レンガ造りの狭い通りは、歴史的なカンポ広場にある壮大なゴシック様式の大聖堂のような場所へと続いている。

7月と8月に開催される有名なパリオ・レースは、カンポ広場を囲むダートコースを、各地域を代表する騎手が競い合う。このレースは、イタリアの古くからの伝統を垣間見ることができる。

華麗な建築物やトスカーナ古来の儀式だけでなく、シエナはトスカーナの中心部に位置しているため、トスカーナの有名なワイン産地を探索するのに最適な拠点です。シエナはキャンティの田園地帯に位置し、モンタルチーノのブルネッロ生産地も近くにあります。セイナにはたくさんの魅力があります！

6.プーリア州バーリ

イタリアのトップ10リストで、アドリア海沿岸に位置するプーリア州の州都バーリを抜きにすることはできないだろう。海辺という絶好のロケーションは、"パンとトマト "を意味する "パネ・エ・ポモドーロ "ビーチをはじめ、夏の海水浴にぴったりだ。

海岸線の向こうに広がるバーリは、古代から現代までの建築物が映し出す豊かな歴史が観光客を楽しませてくれる。迷路のような旧市街の中心は、聖ニコラウスの遺骸が安置され、華麗なデザインが目を引くサン・ニコラ大聖堂だ。歴史的な地区とは対照的に、現代的なバーリは高級ショッピング街、カフェ、レストランで栄えている。

アドリア海に面した港町であるバーリは、特に夏が訪れると活気に満ちたエネルギーを放ちます。地元の人々や観光客は、この気候と海辺のロケーションを楽しみながら、屋外にたくさんあるレストランやカフェで食事を楽しみます。

5.ミラノ、ロンバルディア州

ミラノミラノイタリアの金融の中心地。イタリア北部のロンバルディア州に位置する。ミラノはまた、イタリアのファッションとデザインの中心地でもある。ミラノの魅力 1,000万人以上の来場者を毎年開催している。この街には、最高の服飾デザイナー、高級ショッピング街、素晴らしいレストランが揃っている。

ミラノの街には、革新と歴史の両方があります。ファッショニスタや文化愛好家は、シックなブティックやミラノの未来志向を反映したモダンなタワーを求めてこの街に集まります。賑やかなバーや高級ホテルが立ち並ぶ一方で、壮麗なゴシック様式のドゥオーモ、ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」、オペラハウス「スカラ座」など、芸術の宝庫でもあります。

中世の傑作をただ眺めるだけでなく、ドゥオーモの4世紀の地下聖堂や屋上からの眺めなど、その中も探索してみよう。ミシュランの星付きレストランからハイファッションのショッピング街まで、ミラノは洗練された楽しみも得意ですが、地元の人々とサッカーの試合を応援したり、ナヴィッリ運河を散策したり、魅力的な広場で夕日を眺めながらのんびりしたりと、日常的な楽しみも満喫できます。

4.ヴェネト州ヴェローナ

ヴェローナはイタリア北東部のヴェネト州に位置する。ヴェローナは、記念碑的な古代遺跡と親密な旧世界のロマンスの間で完璧なバランスを保っていることに気づくだろう。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台となったこの街は、悲恋の物語と過去からの詩的なささやきに彩られている。

ヴェローナの中心部には、絵葉書のように美しいカフェや大道芸人のいるブラ広場があり、高級店が軒を連ねている。一方、ジュリエットの小さなバルコニーは、自撮りや中庭の壁に詩的な愛のメモを貼るための、この街の星の恋人たちのランドマークであり続けている。

世界で最も保存状態の良いローマ時代のアリーナがあり、完璧に保存されているため、今日でもオペラやコンサートに使われている。実際、私たちは数年前にエルトン・ジョンのコンサートに行った。

食とワインにこだわるなら、ヴェローナはアマローネ・ワインの産地としても知られ、シエナ同様、ヴェネト地方でのワイン・テイスティングのベースキャンプとして最適だ。ただ通り過ぎるだけの人でも、ヴェローナの永続的で抗いがたいロマンスに魅了されることだろう。

3.プーリア州レッチェ

レッチェは南イタリアのプーリア州に位置し、フィレンツェのウフィツィ美術館や宮殿と同じように、教会や宮殿の華麗なバロック建築から「南のフィレンツェ」と呼ばれている。ローマのコロッセオ.

地元の石灰岩は、この街に輝きと均質な美的感覚を与え、その豪華な装飾の細部は、センスよく刻まれている。レッチェの活気は、その建造物や人々から発散され、その温かさは、訪れる人々をゆっくりとした生活へと誘う。

ドゥオーモ広場とその印象的な大聖堂を囲むカフェへと続く、曲がりくねった細い道。まるで絵葉書のように、レッチェはいたるところで発見を与えてくれる。

2.ナポリ、カンパニア州

ナポリは、間違いなくイタリアで最も魅惑的な都市のひとつである。カンパニア州の州都として、主要港として、またポンペイ、アマルフィ海岸、サンタ・マリア、カプリ島などの有名エリアへの玄関口として機能している。しかし、ナポリは、活気に満ちた生きた文化の中心地として、その存在自体が認められるに値する。私たちは、少なくとも年に一度はこのダイナミックな街を訪れるようにしている。

ナポリの歴史的な通りを歩くと、景色、音、そして匂いのキャプションで五感を圧倒される。イタリアの他の地域とは比べものにならないほどの色彩と騒々しさで溢れかえっている。地元の人々はナポリ弁と個性で空気を満たす。即興のストリート・ミュージックやエンターテイメントは、どの角を曲がってもあなたを驚かせるだろう。

ナポリは、その感じられるエネルギーだけでなく、いくつかの料理で世界初を誇っている。ピッツァ発祥の地であるナポリでは、伝統的なナポリ風ピッツァの評判が非常に高い。ピッツェリアの味を数日間食べ続けることは容易だろう。新鮮なシーフード、パン、チーズ、そしてもちろんワインを味わうために、私たちはいつもたっぷりと時間をとっている。

1.ボローニャ、エミリア＝ロマーニャ州

イタリアの食の中心地、ボローニャの活気ある首都は、芸術、歴史、そしてなんといっても食の魅力に溢れている！パルマハム、モルタデッラ、熟成パルメザンチーズを並べたグルメ・デリカテッセンのカウンターで埋め尽くされた世界一長いポルティコ（門）に囲まれれば、ダイエットなど忘れてしまう。大理石の天板のカフェでエスプレッソを飲んだり、壁の小さな穴で手打ちパスタを食べたり、壮大なアーケードの下でのんびりと屋外で食事をしたり。